肝機能を高める20のプログラムとダイエットの関係

「痩せて目標体重になる」

ダイエットをしている人は、同じ気持ちで頑張っています。

ダイエットに成功して食べたいものを我慢し続ける生活とは、一刻も早く離れたいものです。

そして、リバウンドしない体づくりも目指す。

それができれば、痩せた状態を維持できる体になっていきます。

頑張ったことが無駄にならない。

今、実践しているダイエットが長期的に効果のあるものにしましょう。

ここから先は、リバウンドしない体づくりのポイントの一つとして参考にしてみてください。

1、細胞が生まれ変わる周期を知る

日々、細胞は生まれ変わっています。

細胞が生まれ変わる周期を知ると、ダイエットは長期的に実践した方がいいと感じられるのではないでしょうか。

細胞とダイエットが何の関係があるの?と思われるかもしれませんが、ダイエットの成功とは、目標体重にたどりつくだけではなく、「食べたいものを我慢する」ことから離れることだと思っています。

ダイエットを止めても、その目標体重をキープし続けたいと思いませんか?

その為には、体の中のしくみについて理解をして、食べてもリバウンドしない体を目指してほしいと思います。

(以下転載-----)

私たちの体は日々生まれ変わっています。

その周期を紹介します。

■肌の細胞が生まれ変わる周期は約28日

■血液は約4か月(120日)

■1年半もすれば脳細胞と心筋細胞を除いて細胞は物質的にほぼ生まれ変わっている

■骨は一番遅くて約7年

(-----転載ここまで)

筋肉と肝臓は約2か月で生まれ変わると言われています。

ダイエット中は、色々なことを我慢して頑張っているので、すぐに痩せたい気持ちが芽生えます。

短期間で痩せることは可能でも、戻るのも早い(リバウンド)。

短期間で体重を減らすことができたので、体重をすぐに元に戻すことも可能なのです。

そして、ダイエットの「痩せた→戻った→痩せた→戻った」のループにはまっていきます。

そうならないために、長期的にみて食べても太らない体を目指してほしいと考えます。

これが効果的に痩せることであり、ダイエットの努力が無駄にならないということです。

では、ダイエットのことを考えなくてすむ日々に向けて一体どんなことを心がければよいのでしょうか。食べたものを処理してくれている体内の臓器のはたらきについてご紹介します。

2、ダイエットと肝臓の関係

2-1、肝臓のはたらき

肝臓は体の中で最も重い臓器と言われています。

肝臓の主なはたらきは、口から吸収した栄養分の分解、合成、解毒、貯蔵をしています。

肝臓の役割で最も大切なものが、摂取した栄養分の化学処理と言われています。

参考:肝臓の仕組み

化学処理とは、いったいどんなことを指すのでしょうか。

炭水化物の例がわかりやすそうです。

人間の体の中で基本的なエネルギー源は、炭水化物です。

炭水化物は、腸内で果糖となって肝臓に送られます。

ここから肝臓の化学処理———->

肝臓内で果糖は、ブドウ糖にかえられて、エネルギー源として全身に供給されます。

この時に余ったブドウ糖は、グリコーゲンという物質にかえられて肝臓に蓄えられます。

血液中の糖が減ってくると、グリコーゲンブドウ糖の形に戻って、血液へ送り込まれます。

肝臓は、人間の体が必要となった時に、自動的に蓄えていたブドウ糖を体内へ送っているのです。

<————ここまで肝臓の化学処理

こういった複雑な活動をしてくれている臓器です。

この肝臓が正常な処理をしてくれない限り、栄養分が体内を循環することはありません。

この分解、合成、解毒、貯蔵をする肝臓という臓器を、正常に機能させることが、体内の状態をきれいに保つことに関係してきます。

肝臓に負担を掛けなくてすむようにすることが大事です。

2-2、肝臓をきれいに保つために心掛けたいこと

以下は、京都南カイロプラクティック研究所のスタッフの方が発表されているレポートです。

(ここから転載)

肝臓を良くする20のプログラム

  1. 食べ過ぎない
  2. 卵、牛乳、乳製品、肉類、小麦粉(パン、パスタ、麺類)などを食べ過ぎない
  3. 揚げ物(フライ、てんぷら、スナック菓子など)を食べない
  4. 野菜や果物、海藻、きのこ類を積極的に摂る
  5. 大豆製品(植物性タンパク質)を食べる
  6. 未精製の穀物を摂る
  7. 食品添加物、農薬などの有害物質を避ける
  8. 肝機能を高めるスーパーヒーリングフードを食べる
  9. 牡蠣、あさり、しじみ、イカなどタウリンが豊富なものを食べる
  10. 睡眠不足、夜更かしをしない
  11. 質の高い睡眠をとる
  12. 運動をする
  13. ストレスを避ける
  14. アルコールを摂りすぎない
  15. 薬を常用しない
  16. 朝食を抜いて、半日ファスティングを習慣にする
  17. 宿便をとって腸のバリアを強くする
  18. 植物性乳酸菌を摂って腸内環境を改善し、肝機能を高める
  19. 水風呂に入る
  20. 呼吸法を身につける

(転載ここまで)

肝臓をきれいに保つことがダイエット方法のように感じます。

ここでは項目のみを紹介していますが、レポートには項目ごとに細かい説明があります。詳しく知りたいと思われた方は、以下のリンクからご確認ください。

肝臓を良くする20のプログラム

まとめ

日々の食生活で摂った栄養は、お肌が28日後、肝臓と筋肉が2ヶ月後、血液は4ヶ月後に影響します。

効果的なダイエットとは「ダイエットの努力が無駄にならず、リバウンドしない体づくり」です。

体内の循環を滞りなくして肝臓の働きを良くし、長期的に痩せる体づくりを目指してください。「肝臓を良くする20のプログラム」を読まれてすぐに実践できるものがあれば、ぜひ日常に取り入れてみてください。